健康経営への取り組み
1.健康経営宣言
サンテックグループは、経営理念の実践にあたり、役職員一人ひとりの心身の健康と安全を大切にし、その意欲と能力を十分に発揮できる職場環境づくりを、持続的な事業成長を支える重要な経営基盤と位置付けます。
第14次中期経営計画およびサステナビリティ経営方針に基づき、健康課題の把握、疾病の予防と早期対応、そして心身ともに安心して働ける職場環境づくりを通じて、一人ひとりが能力を十分に発揮できる組織を目指します。
また、健康経営の成果を継続的に確認し、経営会議などへの報告を通じて取り組みを評価・改善しながら、健康経営を推進します。
2026年10月1日
代表取締役社長/健康経営責任者 八幡信孝
2.健康経営推進の考え方
当社グループは、第14次中期経営計画で掲げる重点テーマを踏まえ、役職員一人ひとりの心身の健康を支えることを通じて「施工力の向上」「安全・品質の追求」「人財の確保及び人財力の強化」につなげていきます。
健康経営では、経営課題に基づいて健康課題を明確にし、その課題に応じた重点施策を実施します。施策の進捗や役職員の健康・働き方の変化は、健康経営重点管理指標(KPI)で継続的に確認し、必要に応じて改善につなげます。
さらに、健康経営によって最終的に実現したい成果を健康経営成果指標(KGI)として設定し、重点施策が役職員の健康や働き方にどのようにつながっているかを継続的に確認します。
健康経営を通じて目指す姿
| 第14次中期経営計画の 重点テーマ |
健康課題 | 重点施策 | 目指す状態 |
|---|---|---|---|
| 「施工力の拡充と 安全・品質の追求」 |
疾病リスク、健康診断後の要精密検査未受診、生活習慣に関する課題 | 健康診断・再検査の受診促進、保健指導、生活習慣改善の支援 | 役職員が健康を維持し、安定して業務を遂行できる状態 |
| 「人財の確保及び 人財力の強化」 |
メンタルヘルス、ストレス、職場環境に関する課題 | ストレスチェック、相談体制の整備、管理職・従業員への教育、職場環境の改善 | 役職員が心身ともに安心して働き、仕事への活力・熱意・没頭を感じられる状態 |
| 長時間労働、休養不足、仕事と生活の両立に関する課題 | 労働時間の適正化、休暇取得の促進、仕事と生活の両立支援 | 役職員が健康を保ちながら能力を発揮し、働き続けられる状態 |
健康経営推進の考え方
画像は拡大できます。
3.健康経営推進体制
代表取締役社長を健康経営の最高責任者とし、経営会議における審議・承認のもと、管理部および人事部を中心に、安全衛生およびサステナビリティに関わる各機能が連携して健康経営を推進します。
また、中央安全衛生委員会、産業医、健康保険組合および提携医療機関などと連携し、役職員の健康課題の把握と健康の保持・増進に取り組みます。
健康経営推進体制
画像は拡大できます。
4.重点取り組み
健康経営推進方針に基づき、以下の6つを重点取り組みとして推進します。
| No. | 重点取り組み | 内容 | 主な具体的施策 |
|---|---|---|---|
| 1 | 安全衛生管理 | 安全教育、健康診断、事後措置、現場の事故・健康障害の防止 | 協力会社も含めた安全ルールの周知徹底、重点災害の予防徹底、長時間労働の抑制 |
| 2 | 疾病予防・健康増進 | 健診、再検査、保健指導の受診を促進し、運動・食生活などの生活習慣の改善を支援します。 | 特定保健指導の利用勧奨、ウォーキングイベントの開催、食生活改善に向けた情報発信 |
| 3 | メンタルヘルス | ストレスチェック、相談体制、教育、職場環境の改善により、不調の予防、早期発見、復職支援を進めます。 | 社内相談窓口の周知徹底、メンタルヘルス教育、業務の省力化推進 |
| 4 | 適正な働き方 | 長時間労働の抑制、休暇取得、仕事と生活の両立を推進します。 | 労働時間の適正管理、独自休暇制度の運用、時間単位休暇などの制度整備 |
| 5 | 感染症対策 | 感染症に関する情報提供、予防接種などを通じて、感染予防と事業継続を支援します。 | 感染症に関する情報提供、インフルエンザなどの予防接種案内・費用補助 |
| 6 | 健康経営の評価・ 改善 |
健康経営全体の成果、役職員の健康・働き方に関する変化、施策の進捗を定期的に評価し、施策を改善します。 | KGI・KPIの定期確認、経営会議などへの報告、次年度施策への反映 |
5.健康経営成果指標(KGI)
健康経営によって最終的に実現したい成果を、3つの健康経営成果指標(KGI)により継続的に確認します。
| 目指す状態 | 健康経営成果指標 (KGI) |
測定方法 | 2026年度 実績 |
2028年度目標 |
|---|---|---|---|---|
| 役職員が健康を維持し、安定して業務を遂行できる状態 | 健康起因の就業損失の低減(アブセンティーイズム) | 健康上の理由による30日以上の長期欠勤者・休職者数を全従業員数で除して算出します。 | 0.9% | 0.7% |
| 役職員が健康を保ちながら能力を発揮し、働き続けられる状態 | 健康起因のパフォーマンス損失の低減(プレゼンティーイズム) | SPQ(東大1項目版)を用い、「100%-SPQ回答値」により回答者ごとのパフォーマンス損失率を算出し、その平均値をKGI実績値とします。 | 26.0% | 22.0% |
| 役職員が心身ともに安心して働き、仕事への活力・熱意・没頭を感じられる状態 | 仕事への活力・熱意・没頭の向上(ワーク・エンゲージメント) | UWES-9日本語版の「活力」「熱意」「没頭」を参考にした9項目について、回答値の平均を算出します。※ | 3.51点 | 3.60点 |
※ 回答は0~6の7段階。0=全くない、6=いつも感じる
6.健康経営重点管理指標(KPI)
健康経営重点管理指標(KPI)は、「身体の健康」「こころの健康」「働き方・職場環境」の3領域で管理し、各施策の実施状況および役職員の健康・働き方の変化を継続的に確認します。
KPI実績
| KPI管理領域 | 健康経営重点管理指標(KPI) | 2024年度実績 | 2025年度実績 |
|---|---|---|---|
| 身体の健康 | 一般定期健康診断受診率 | 100.0% | 100.0% |
| 精密検査・再検査受診率 | 65.3% | 57.8% | |
| 喫煙率(35歳以上) | 30.3% | 29.2% | |
| 運動習慣者率(35歳以上) | 23.2% | 23.2% | |
| 睡眠・休養充足者率(35歳以上) | 49.7% | 52.8% | |
| こころの健康 | ストレスチェック受検率 | 78.3% | 82.3% |
| 相談窓口認知率 | − | 86.3%※ | |
| 高ストレス者率 | 15.0% | 13.1% | |
| 働き方・職場環境 | 月平均総労働時間 | 140時間 | 159時間 |
| 年次有給休暇取得率 | 69.0% | 61.8% |
※ 相談窓口認知率は2026年度に初回測定を実施。
7.実績および効果検証
健康経営の取り組みを継続的に改善するため、健康経営成果指標(KGI)および健康経営重点管理指標(KPI)の実績を定期的に確認し、目標に対する進捗や重点施策との関係を検証します。
検証結果は、健康経営の成果と課題として経営会議で確認し、必要に応じて目標や重点施策の見直しにつなげます。
こうした評価・改善を継続することで、役職員の健康保持・増進と、持続的に能力を発揮できる職場環境づくりを推進します。